イッキイッキ（2002年生、母キミホウセキ）

イッキイッキ（2002年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「一気＋一気」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時11歳）と交配したキミホウセキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳F21。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

4月10日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた2戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

6月16日、中8週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F13（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、3歳F21（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンシングヒミコを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーセンビスマルクに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2006年）

1月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。