ハイラント（2021年生、母サトノサンシャイン）

Heiland

2021.03.15

ハイラント（2021年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「救世主(独)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時20歳）と交配したサトノサンシャインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

3歳（2024年）

1月6日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3月10日、中8週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったロードアフェットにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったエランに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のベルノレイズを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

6月29日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したレイデラルースを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中2週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のカエルムに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。