サトノリージョン（2009年生、母ホクトペンダント）

サトノリージョン（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋軍団」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したホクトペンダントが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、地方21戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ローズヒルによって2,835万円で落札された。

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2012年）

10月22日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒガシノクロカゲを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアルマクに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4歳（2013年）

2月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月16日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたナイキスパークル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月18日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた15戦目は、成増特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブルーシャークに2馬身半の差をつけて優勝

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、葉牡丹賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5歳（2014年）

1月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファイアキングに1馬身半の差をつけて優勝

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったファイアキングに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3四五六（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。