エンジェルサー（2007年生、母ナンプーユウキ）

Angel Sir

2007.04.16

エンジェルサー（2007年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワレンダー（当時17歳）と交配したナンプーユウキが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）飯田牧場。戦績は、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

7月29日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のパンジーポピーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、中9週で迎えた2戦目は、2歳戦のイーバンク銀行賞 Vol.2（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月16日、中9週で迎えた3戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

4歳（2011年）

4月20日、約16か月半の休み明けで迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五 C3三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十四 C3三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のカンタベリーキングを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。

8月3日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2十一 C3一（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ヒルノカピオンに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアクロポリスをクビ差振り切って制した。

9月13日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、エルティブロンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。