キーオブハート（2020年生、母キャントミス）

Key of Heart

2020.03.23

キーオブハート（2020年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「心の鍵」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時17歳）と交配したキャントミスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋本牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって330万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月8日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。15着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（2023年）

2月11日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

4月22日、中9週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた9戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2023年5月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月16日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったギロウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた12戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2024年）

3月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。