バンシュウジョオー（1986年生、母サイコーモア）

バンシュウジョオー（1986年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヨシノスキー（当時10歳）と交配したサイコーモアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方24戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月11日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったタマモアイリスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトウカイブルーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月1日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

9月30日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

12月15日、中5週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1990年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネマサルに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、白梅特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月23日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、岩崎幸紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎幸紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎幸紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎幸紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎幸紀騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた21戦目は、町野良隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2ホ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町野良隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニチカラに2馬身の差をつけて3勝目を収める

10月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町野良隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で町野良隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町野良隆騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町野良隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で町野良隆騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルタスウエーから1馬身半差の2着となった。

5歳（1991年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町野良隆騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、睦月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で町野良隆騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で町野良隆騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。