フジマーガレット（2000年生、母フセノブルース）

フジマーガレット（2000年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は青毛。種牡馬のビソウエルシド（当時15歳）と交配したフセノブルースが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は福原隆。戦績は、地方41戦3勝。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福原育成牧場から「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

服部克雄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月8日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミズホシノブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイヤセンジュをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月8日、中6週で迎えた12戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C2-4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C2-5（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で江下英昭騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江下英昭騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で江下英昭騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で江下英昭騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で江下英昭騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で江下英昭騎手（15戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミズホアカネを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月14日、中1週で迎えた28戦目は、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で江下英昭騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた29戦目は、山中温泉特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は18戦連続で江下英昭騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で江下英昭騎手（18戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、アラ系一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（20戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた34戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた35戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（21戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた37戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた38戦目は、納口雅勝誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（22戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（23戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた41戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。