クレストシチー（2013年生、母ショウナンタレント）

クレストシチー（2013年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サーフィン用語、波が最も高くなる頂点＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したショウナンタレントが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額2,200万円（4.4万×500口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

3歳（2016年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月28日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、6着に終わった。

10月16日、中6週で迎えた9戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。