グリーンオオサカ（1986年生、母ニホンピロピース）

グリーンオオサカ（1986年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時14歳）と交配したニホンピロピースが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡部牧場。戦績は、中央平地6戦2勝。主な勝ち鞍は1989年のあじさい賞(400万下)。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

4月2日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインターマスコットに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下のあじさい賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンウインに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

5歳（1991年）

3月9日、約21か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。