イヴェールダイヤ（2010年生、母エクセルアワード）

イヴェールダイヤ（2010年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したエクセルアワードが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方25戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年のダッシュ賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

宮浦正行厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

6月2日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦のみなとハナミズキ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2014年）

1月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳C3（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた7戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3月28日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、4歳C3（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3十五十六（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

5月30日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月9日、中0週で迎えた12戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のピンクチーターを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月31日、中6週で迎えた16戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、トーホウリンドウに半馬身交わされて2着となった。

12月8日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5歳（2015年）

2月16日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3十一十二十三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のクラカンパネラをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

4月27日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トガメにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のトガメに5馬身の差をつけて優勝

6月12日、中2週で迎えた25戦目は、ダッシュ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナムラスマイルに3馬身の差をつけて4勝目をゲットした。