ドナボニータ（2014年生、母ドナビジュー）

ドナボニータ（2014年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋かわいい（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したドナビジューが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の3歳C1二。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月11日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3歳（2017年）

4月26日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた4戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセシルシャインをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた7戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラヴブロッサムを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の盛岡花火の祭典賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、コンカドールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキャサリンルーラーに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月28日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタイトにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったネオヴィンチトーレに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレッドブラッサムを豪脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月9日、中1週で迎えた14戦目は、オッズパーク杯（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林凌騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた15戦目は、リトルホワイト賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小林凌騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林凌騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小林凌騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた18戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。