マテンロウゴールド（2021年生、母ルールブリタニア）

マテンロウゴールド（2021年2月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「摩天楼+金」。毛色は栗毛。種牡馬のレイデオロ（当時7歳）と交配したルールブリタニアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー中京(新馬)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田千代乃によって1億5,950万円で落札された。

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月23日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中京（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のペンナヴェローチェを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月30日、中9週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2025年）

2月9日、約16か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。