テーオーコンドル（2019年生、母レッドガナドーラ）

テーオーコンドル（2019年2月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したレッドガナドーラが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の障害3歳以上未勝利(障害3歳以上未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アシュビルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小笹公也によって1,980万円で落札された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

6月27日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3歳（2022年）

2月13日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月2日、中4週で迎えた7戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、6着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた9戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4歳（2023年）

1月15日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた12戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月30日、中8週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/重）に出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルタヌキに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月11日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2024年）

2月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月11日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月6日、中7週で迎えた21戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの寺泊特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6歳（2025年）

1月11日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの渥美特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた23戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた24戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鴨川特別（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた26戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上2勝クラスの聖護院特別（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた28戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマイネルトラキアをアタマ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、かつみさゆり☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

11月11日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた34戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。