マンノジロー（1983年生、母シュウホウポート）

マンノジロー（1983年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハンターコム（当時16歳）と交配したシュウホウポートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地12戦2勝、中央障害2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月2日、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月15日、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月29日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4月20日、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は安田隆行騎手。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月4日、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月20日、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は河内洋騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアグネスハヤテに5馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

7月27日、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

8月24日、4歳以上400万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

9月13日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

9月28日、4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルカスキーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。

10月11日、4歳以上900万下（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はロッチウインドと並んで7着同着となった。

11月8日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノスターリーから9馬身差の2着となった。

11月22日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。