ワールドステージ（1993年生、母Super Cook）

World Stage

1993.04.03

ワールドステージ（1993年4月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のStorm Cat（当時10歳）と交配したSuper Cookが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は1996年の立待岬特別(500万下)。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のマルタカダイジンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

6月9日、中9週で迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

8月17日、中7週で迎えた7戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の立待岬特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のゲイリーロッキーに3馬身半の差をつけて2勝目を収める

9月15日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4歳（1997年）

5月4日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。