サンライズアレス（2022年生、母デックドアウト）

サンライズアレス（2022年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+軍神」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時10歳）と交配したデックドアウトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2025年の竜王盃(C3以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ライフハウスによって1億4,300万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は540kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月10日、中5週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳（2025年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

3月18日、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の竜王盃（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヘイケを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月27日、中5週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた7戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は高杉吏麒騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

9月3日、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。