ラブリーサンライズ（1984年生、母ナイトブリーズ）

ラブリーサンライズ（1984年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時13歳）と交配したナイトブリーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地24戦4勝。1987年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別(牝ハンデG3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

3月14日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクインテビエに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイークツービートを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を収める

4月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードランキングを鮮やかな末脚で半馬身差し切って負け無しの3連勝を決めた。

5月24日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/重）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦3勝）。24頭立ての4番人気に推されて21番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを22番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

10月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

12月5日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上1400万下の御影特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で河内洋騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るトップコートを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河内洋騎手（7戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（1988年）

2月21日、中7週で迎えた9戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で河内洋騎手（8戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

4月3日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた11戦目は、牝馬限定オープンのトパーズステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

5歳（1989年）

1月29日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1400万下の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上1400万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下のなにわステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（11戦4勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上1400万下の栗東ステークス（京都芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は河内洋騎手（12戦4勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上1400万下の安芸ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（13戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた20戦目は、小倉日経賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1400万下のやまなみステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6歳（1990年）

3月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた24戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。