パッシングリリー（1985年生、母エリモアンサー）

経歴

デビュー前

田所稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

4月17日、デビュー戦は栩原一男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で栩原一男騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で栩原一男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で栩原一男騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栩原一男騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で栩原一男騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で栩原一男騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で栩原一男騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で栩原一男騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で栩原一男騎手（9戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で栩原一男騎手（10戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井規和騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井規和騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた16戦目は、田所清広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4歳（1989年）

1月29日、中6週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所清広騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田所清広騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田所清広騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田所清広騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。