バイオレックス（1992年生、母シュンレイカ）

Bio Rex

1992.05.02

バイオレックス（1992年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時17歳）と交配したシュンレイカが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

9月10日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のガルフパールに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小迫次男騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。