セーヌパリジャンヌ（2008年生、母ビーバップ）

セーヌパリジャンヌ（2008年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「セーヌ川＋パリ娘」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時9歳）と交配したビーバップが22歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

8歳のとき、清水ファームから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、前川隆範によって216万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月27日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

5月21日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月27日、中3週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の郡上高原賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。