シゲルウマミヤマ（2006年生、母ゲイリーフラメンコ）

シゲルウマミヤマ（2006年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋福岡県『馬見山』より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時9歳）と交配したゲイリーフラメンコが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地7戦0勝、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2010年のMさん退職記念(一般C16)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東京サラブレッドビューローから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって168万円で落札された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月7日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

8月8日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

9月5日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

10月14日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた8戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノダイオーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、銚厘特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトシイチロマンに2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月31日、連闘で迎えた13戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた15戦目は、Mさん退職記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマビクトリーに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、72 ちはぺったん杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた18戦目は、ホークス杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月4日、連闘で迎えた19戦目は、上荒尾熊野座神楽特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、ホークス杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた21戦目は、愛鳥週間特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。