タカノムテキ（1986年生、母カワエース）

Takano Muteki

1986.05.13

タカノムテキ（1986年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプレストウコウ（当時12歳）と交配したカワエースが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は畠山 繁太郎。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

1月29日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、インターインパルスに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のワンダーアスリートに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中5週で迎えた3戦目は、4歳400万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4歳（1990年）

6月2日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩戸孝樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。