サツキシェラザード（2016年生、母ニシノマイヒメ）

サツキシェラザード（2016年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋『千夜一夜物語』に登場する語り部の名前」。毛色は青毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したニシノマイヒメが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、岡田スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小野博郷によって302.4万円で落札された。

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月17日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

7月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大原仁&純子結婚5周年記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、一般C35（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したランタンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月27日、中3週で迎えた8戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C28（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。