ユウリスタート（2010年生、母ユウキャラット）

ユウリスタート（2010年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋再始動」。毛色は青毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時8歳）と交配したユウキャラットが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地3戦0勝、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C20。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

3月10日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月11日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

8月18日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4歳（2014年）

3月19日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメローアップルを豪脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

5月5日、中6週で迎えた9戦目は、泳げ鯉のぼり賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るデイスピリッツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホワイトソウルに半馬身届かず2着に敗北した。