セヴェルス（2009年生、母アジュディケーター）

セヴェルス（2009年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ローマ帝国の皇帝名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したアジュディケーターが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月21日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

7月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナリタスーパーワンを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5歳（2014年）

3月1日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月1日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。