スイートサルジュ（2000年生、母スイートマジョルカ）

スイートサルジュ（2000年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋川の名（印）」。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時12歳）と交配したスイートマジョルカが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C4-10。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

7月13日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

4歳（2004年）

6月20日、約10か月半の休み明けで迎えた3戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-11（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノグレイスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、マリーゴールド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた6戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイキナゾルディックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。