トロンバ（2011年生、母ダンスオブサロメ）

トロンバ（2011年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「竜巻（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時16歳）と交配したダンスオブサロメが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2八。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月11日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では目立つような脚を使えず17着に終わった。

11月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3歳（2014年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた5戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のメイセイオペラメモリアル（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月23日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルマヨッチャンを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したスウィフトシャドウにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月13日、連闘で迎えた20戦目は、盛岡愛馬の会会長杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。