ボワエトワール（2021年生、母シャンパンフルート）

ボワエトワール（2021年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「星を飲む(仏)。シャンパン開発者の言葉から」。毛色は芦毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したシャンパンフルートが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年のほげちゃん誕生日おめでとう記念(一般C15)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月7日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

8月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

10月8日、中7週で迎えた4戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば秋まつりまであと4日（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサトノクロシェットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、カサオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったボーズマンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中2週で迎えた7戦目は、ほげちゃん誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマリエッティに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、スノードロップ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、キャンディシロップに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のボーズマンに1馬身の差をつけて制した。

4歳（2025年）

1月24日、中3週で迎えた10戦目は、ざらめ雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスマートマナリス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、もうすぐ誕生日☆安田ろろ記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森島貴之騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ダブルブラックに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森島貴之騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオーケーソニックに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、濱崎航太郎生誕35年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で森島貴之騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネクタリスを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月2日、連闘で迎えた15戦目は、百十郎桜特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で森島貴之騎手（11戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で森島貴之騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、レディースリカコ記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のリョーマをアタマ差振り切って4勝目を掴み取った。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、のぼり鮎特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、五六川賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月13日、中8週で迎えた20戦目は、Ai設計室20周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（13戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた21戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、さば雲特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた23戦目は、B級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本一心騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったスタンレーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本一心騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、日刊スポーツ極ウマくん賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本一心騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のマウンテンピオニーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月18日、中3週で迎えた26戦目は、神楽月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、恵那峡温泉特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。