インガット（2006年生、母ウイニングプライズ）

インガット（2006年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「記憶（インドネシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時14歳）と交配したウイニングプライズが15歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって210万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

7月25日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月6日、中9週で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。