エリニュス（2000年生、母ルースズリヴェンジ）

エリニュス（2000年2月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話の復讐の神」。毛色は芦毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したルースズリヴェンジが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月26日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/不良）に出走。馬体重は504kg。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダンスフォーママをハナ差振り切って初白星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

7月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で角田晃一騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。