トゥーザハイウェイ（2006年生、母マミーブルーⅡ）

トゥーザハイウェイ（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「本道へ」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したマミーブルーⅡが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年のタチアオイ特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、鶴見隆士によって3,465万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月14日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月21日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

7月19日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5歳（2011年）

5月5日、約21か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、サッポロビール特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のシセイギンガをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月15日、中5週で迎えた6戦目は、タチアオイ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノアスカーレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、道の駅「樹海ロード日高」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シセイアスカに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。