マーシャルロマンス（1993年生、母シーイズザレディ）

マーシャルロマンス（1993年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時16歳）と交配したシーイズザレディが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉光博。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1996年のマルチレッグ特別。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

3月24日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた2戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のマルチレッグ特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノジュピターに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月9日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4歳（1997年）

2月19日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、マルチブラッド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。