グランドタイム（2016年生、母グレインザダンス）

Grand Time

2016.04.01

グランドタイム（2016年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時15歳）と交配したグレインザダンスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は帰山 清貴。主な勝ち鞍は2018年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、帰山清貴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、下河辺トレーニングセンターによって399.6万円で落札された。2歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2018年）

7月6日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は447kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月19日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた3戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキンタロウを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。