オビワンエンペラー（2018年生、母オリエンタルサンシャイン）

オビワンエンペラー（2018年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「代表者名より+皇帝」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時11歳）と交配したオリエンタルサンシャインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾皆雄。主な勝ち鞍は2021年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、乾皆雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富士開発によって561.6万円で落札された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月5日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

2021年6月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月1日、中6週で迎えた6戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のクイーンネモシンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、乾皆雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富士開発によって561.6万円で落札された。

村上実厩舎（岩手）へ入厩。

12月31日、中3週で迎えた16戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

2022年1月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。