シャウトゥザトップ（2001年生、母レジーナターフ）

シャウトゥザトップ（2001年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「思いっきり叫べ」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したレジーナターフが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2004年のツインドリーム特別。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月13日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

3歳（2004年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンデイジーを豪快な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月21日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月15日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

2月23日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

5月28日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

7月10日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

8月14日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

9月25日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月6日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず17着に終わった。

5歳（2006年）

6月17日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。