タッカーメイヴィス（2017年生、母オウシュウフリート）

タッカーメイヴィス（2017年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したオウシュウフリートが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヒカル牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ヒカル牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小松嵜孝によって950.4万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月28日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のリーガルレディに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

2020年9月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。