アゲヒバリ（2004年生、母トゥザヴィクトリー）

Agehibari

2004.04.23

アゲヒバリ（2004年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したトゥザヴィクトリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方9戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のナイスビット特別。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2007年）

2月8日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るソレルを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の桃花水特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクレイモアシチーに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月10日、中4週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

12月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したマルハチディーヴァに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月9日、中4週で迎えた7戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマロンインパクトに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したジェットコマチにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月6日、中3週で迎えた9戦目は、草萌特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のグランドキーマンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。