スズカワンダー（2013年生、母スズカワキア）

スズカワンダー（2013年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋驚異、驚嘆」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカフェニックス（当時11歳）と交配したスズカワキアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって550.8万円で落札された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

7月30日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

9月17日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したマグレブにクビ差届かず2着となった。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったゴールドサミットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。