プリティジョディー（2001年生、母ジョディーディア）

プリティジョディー（2001年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「かわいジョディー（母名の一部）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したジョディーディアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C9-3。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月11日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月21日、中2週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月20日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月11日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したピエナドリームを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキサマンサを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。