ウエストサンロマン（2005年生、母マリンローマン）

ウエストサンロマン（2005年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時12歳）と交配したマリンローマンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河育成牧場。戦績は、地方7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2九。

経歴

デビュー前

2歳のとき、浦河育成牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって472.5万円で落札された。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2007年）

9月1日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は421kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

3歳（2008年）

10月13日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、小岩井生乳100%ヨーグルト杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドリームオブワイに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

4月13日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートアドミラルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイビンググレースに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、中5週で迎えた6戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャディータイガーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月29日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。