サラサラヘアー（2022年生、母シシャモムスメ）

サラサラヘアー（2022年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「さらさらヘアー。綺麗なブロンドヘアをしていることから」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールデンマンデラ（当時5歳）と交配したシシャモムスメが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C22。

経歴

デビュー前

前川恭子厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月23日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。

8月9日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着を確保した。

9月21日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を5馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサトノパトスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、仁王川特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。