カグラマツリウタ（2019年生、母カグラ）

Kagura Matsuriuta

2019.04.17

カグラマツリウタ（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名+祭り唄」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時7歳）と交配したカグラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋ファームによって550万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

3歳（2022年）

2月20日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のダブルブレンドに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月13日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月12日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（2023年）

1月8日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、オプレンシア賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。