フミノマキシム（2000年生、母フミノスイフト）

フミノマキシム（2000年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋速射機関銃」。毛色は鹿毛。種牡馬のハウスバスター（当時13歳）と交配したフミノスイフトが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）齊藤英牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月3日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月10日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

11月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコープログレスから8馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールフォーワンから半馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月13日、中3週で迎えた9戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウインアルメリアに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノサクティに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーレイナーから3馬身差の2着となった。

3月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニセンネンシャネルをクビ差制して3勝目を奪取した。

4月7日、中3週で迎えた13戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルクロビールに5馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタフブキに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。