ニシノカグラ（2018年生、母ニシノマメユリ）

Nishino Kagura

2018.02.14

ニシノカグラ（2018年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+神楽」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したニシノマメユリが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

6月27日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったウイングリュックに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は亀田温心騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2021年）

1月23日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀田温心騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず13着に終わった。

8月21日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。