オペラプラージュ（2021年生、母ベルプラージュ）

オペラプラージュ（2021年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランスにある海岸名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Year's Day（当時10歳）と交配したベルプラージュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月7日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーサンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

6月9日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月10日、中8週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月17日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカネトシゴウトをクビ差振り切って順当に勝利した。

12月7日、中2週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの花見小路特別（京都ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4歳（2025年）

3月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアーマルコライトをクビ差振り切って制した。

5月25日、中7週で迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの宮崎ステークス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。