エイシンビッグワン（1986年生、母ノーブルジユーリー）

Eishin Big One

1986.05.01

エイシンビッグワン（1986年5月1日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時10歳）と交配したノーブルジユーリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

10月14日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、湯窪幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた3戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた4戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月17日、連闘で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（1990年）

1月28日、中5週で迎えた6戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月3日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。