パンゲア（2017年生、母アビラ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山住勲によって4,536万円で落札された。

3歳（2020年）

1月19日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

2月8日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月14日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/不良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月17日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、新スリーポイント王中野で賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2021年）

4月7日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、コブシ賞（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメイショウオイワキに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカトゥールに約10馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、サファイア賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上幹太騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクールシャワーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5歳（2022年）

4月21日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上幹太騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上幹太騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で井上幹太騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で井上幹太騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサンライズアクターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で井上幹太騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で井上幹太騎手（10戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったフルゴルをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月4日、中2週で迎えた20戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエコロデビルに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6歳（2023年）

4月1日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

2023年4月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。