ディスタンス（1999年生、母ミストラルアゲン）

Distance

1999.02.15

ディスタンス（1999年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時15歳）と交配したミストラルアゲンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったジェイケイガバナーにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

1月19日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスカイシンフォニーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

11月9日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田嶋翔騎手（7戦1勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で田嶋翔騎手（8戦1勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。