ラザビー（2017年生、母プレイガール）

Rather Be

2017.04.14

ラザビー（2017年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名より。これ以上の場所はない、チャンピオンを目指して」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時10歳）と交配したプレイガールが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C2十。

経歴

デビュー前

ニューワールドレーシングにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

6月21日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に敗れた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 小雨/不良）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月1日、中6週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた4戦目は、日高町家畜自衛防疫組合賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノウマーベラスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

11月8日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4歳（2021年）

7月11日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のミッドアルティザンを半馬身振り切って休養明け初戦をモノにした。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトニーシラユリに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオテンバキッズに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトクシーズファーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた13戦目は、楽天競馬で岩手競馬を楽しもう賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。