デキシースウィング（2006年生、母デキシーキャット）

Dixie Swing

2006.05.21

デキシースウィング（2006年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋リズミカルな音楽」。毛色は鹿毛。種牡馬のムーンバラッド（当時7歳）と交配したデキシーキャットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 雅規。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C12。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

5月30日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に終わった。

12月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエーシンクラインを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

4歳（2010年）

1月6日、連闘で迎えた6戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、耕輔&由紀恵結婚999日杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月26日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般C19（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、リュウセンコウに交わされて2馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のラデエスをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月8日、中3週で迎えた13戦目は、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、よしきバースデイ杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のアイファースマイルをハナ差振り切って3勝目を奪取した。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、郡上特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月7日、中4週で迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のローリエゴールドを半馬身振り切って4勝目を収める

10月14日、中2週で迎えた18戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、イチイの木特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキチロクレナンに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月19日、中7週で迎えた20戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

5歳（2011年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。